羽生は「ホッとしたい気持ちよりも、SP(ショートプログラム)の練習をしなきゃいけないと思っています」。フリーが完璧だった一方でSPでミスが出たことを悔やみ、「(自分は)ノーミスを多発する選手ではないので。弱いなと思う部分が多くある。確信的なものをつかみたい、つかみ取りたい気持ちが今回、強くなりました」。
来季の4回転の本数については「わからないけど、この延長線上で進みたい。(他の選手は)みんな変えてくると思うので」とだけ話した。
宇野は、「(世界との距離は)一昨年、去年よりも近づいているかな。負けず嫌いなので負けたことは悔しい気持ちはある。糧にして成長していきたい」。19位だった田中刑事(倉敷芸術科学大院)は「4回転は1種類では足りない。トーループも来季から使えるようにしたい」語った。