木村が演じるのは料理に人生をかけ、その天賦の才能でパリに自分の店を持ち、二つ星を獲得するカリスマシェフ。もてはやされ自信が慢心に変わる一方で、どうしても三つ星に手が届かず、プレッシャーに苦しみ、壁にぶつかる。そんな時、店である重大事件が起こり、店も仲間も全て失ってしまう・・・。
どん底まで落ちた彼だったが、ある女性シェフ(鈴木)と出会い、もう一度シェフとして生き直そうと決意。世界最高の三つ星レストランを作るべく奮闘。人生につまずいた男がもう一度夢に向かう、“大人の青春”をかけたヒューマンストーリー。
木村は「今回共演してくださる皆さん、スタッフと、全力で作っていこうと思っています。京香さんとの共演はかなり久しぶりになるので、現場でまた一緒に作業させていただく事を、楽しみにしています」と期待を寄せる。
鈴木が演じるフランス料理のシェフは、何度も星に挑戦するも失敗。料理人としての限界を感じ失意の底にいたが、木村演じるシェフと出会い「星を取らせてやる」と言われ、一緒にレストランを立ち上げることに。彼からの無理難題に振り回されながらも、料理人としての彼を尊敬し、料理人としての自分自身を見つめなおしていく。
12年前は木村と敵対する役柄を演じた鈴木は「現場を力強く牽引していく木村さんに何度も助けてもらいました。今回は同じ夢に向かっていく同士の役です。全力で星を取りにいきたいと思っています!」とやる気たっぷり。「凸凹の集まりが最高のチームになっていく過程も、きっと楽しく観ていただけると思います」と自信を込めている。
なお、同ドラマはフランス・パリの三つ星レストランでの撮影も予定。パリで三つ星を獲得しているのは10店のみとあって、その希少な店舗で日本のテレビドラマを撮影するのは前例がなく、ミシュランガイドの協力で実現した。
伊與田英徳プロデューサーは「シェフ役の木村さんが料理を通して、どんな人間ドラマに料理していくのか、今からワクワクしています。木村さんが演じている姿を想像すると、その調理場の熱や、料理の香りが画面を通して伝わってくるような気がします。そして、鈴木京香さんと一緒に繰り広げられる人間模様も楽しみです。三つ星の日曜劇場にご期待いただきたいと思います」とアピールしている。