お茶が日本に伝わったのは、奈良時代、唐の国(当时の中国)に派遣された遣唐使や、勉強のために中国、インドなどに留学した僧侶がもたらしたといわれています。しかも、①その頃のお茶は、今日のようなものではなく、団茶といって、葉を蒸して茶臼でついたものを丸く団子のように固めたものでした。飲むときにはそれを適当に削り、上から熱湯をかけて汁を飲んだのです。用途も薬用で、大変貴重品でしたから、ごく一部の貴族や僧侶など身分の高い人が飲んでいたといいます。
平安時代になると、やはり唐へ渡った最澄や空海といった僧侶がお茶を持ち帰っています。最澄はお茶の実を持ち帰り、植えたといいますが、②それは当時の日本ではまだ、根づくことなく、お茶はもっぱら中国からの輸入でした。それで遣唐使が廃止され中国と交流が途絶えると、お茶を飲む習慣も一時期、すたれてしまったのです。
注釈:
茶臼(ちゃうす)[名]茶磨
つく(搗く)[他五]舂,捣
固める(かためる)[他下一]固定,稳固
削る(けずる)[他五]削,刮
極(ごく)[副]非常,极端
根づく(ねづく)[自五]扎根
専ら(もっぱら)[副]专心,专门
途絶える(とだえる)[自下一]断绝,中断
すたれる(廃れる)[自下一]废除,过时
問題:
①「その頃のお茶は、」とありますが、「その頃」とはいつのことを指していますか。
1、今日
2、平安時代
3、奈良時代
4、遣唐使が廃止された時代
②「それは当時の日本ではまだ、」とありますが、「当時」とはいつのことを指していますか。
1、奈良時代
2、平安時代
3、今日
4、遣唐使が廃止された時代
この文章は何について書かれたものですか。一番適当なもの一つ選びなさい。
1、団茶について
2、最澄と空海について
3、お茶の薬用について
4、お茶の日本への伝来について
答案:3,2,4
参考译文:
从中国传过来的茶
据说茶流传到日本是在奈良时代,被派遣到唐朝(当时的中国)的遣唐使和为了学习中国,印度等等的留学僧人带过来的。而且,那个时期的茶不是现在的这些,称为团茶,叶子蒸后在茶磨里捣,再固定成像圆团子的形态。喝的时候适当的削下一些,从上面倒下热水后便可喝下汁水。因为也有药用的功效,是非常贵重的物品,很少一部分贵族和僧侣等社会地位高的人才可以喝到。
到了平安时代,还是由乘船去唐朝的叫做最澄和空海的僧侣把茶带回来。据说虽然最澄把茶的种子带回来并进行种植,但那时在日本还未扎根,茶主要从中国进口。后来遣唐使被废除,与中国的交流就中断了,喝茶的习惯有一段时间完全废除了。
相关语法:
~のは~です 表示:把动词句变成名词句作主语(这点语法可能与官方说法不同)。
例:日本語を勉強するのは 楽しいです。――学习日语很快乐。
动词基本形+ため(に)、名词+のため(に) 表示:后续事物的目的,“为了~”。
例:国家のために死ぬ。――为国家(的利益)而死。
动词基本型+名词 表示:连体形,动作的对象。
例:書く本---写的书
~など 表示:等等(与前面列举的相关的事物)
例: 菓子や飲み物などを売る店。――卖点心和冷饮等的商店。
~「て」,~ 表示:并列,停顿,承接,因果。
动词的连用中止
“连用中止”是动词连用形的重要语法之一。“连用中止”是指的是用连用形中断句子,再在后面续完句子。用“连用中止”连接起来的句子之前有以下几种关系:
a、并列
例:この町には、山があり、川がある。――对这座城市,有山也有河流。
b、对比
例:父は外で仕事をし、母は家で炊事をする。――爸爸在外工作,妈妈在家料理伙食。
c、顺序
例:帽子を取り、あいさつをした。――摘下帽子后打招呼。
d、原因、理由
妹がじゃまをし、勉強できませんでした。――因为妹妹的干扰,学习不了。
e、附带状况
かばんを持ち、立っている。――拿着包,站着。
~という 表示:一般人们提到的传闻内容。
例:彼はインドで死んだという。――据说他是在印度去世的。
动词基本型+と、~ 表示:强调前项为后项的契机,因此主要是用来表示事物之间的相互关系,前项并非是人为地主观提出条件,后项也不是说话人的主观性的意志和主张。
例:春になると、暖かくなる――春天一来就变暖了。
ここまで送ってもらうと、もう一人で帰れる。――送到这里我已经能一个人回去了。
~「て」しまいます 表示:动作,作用全部结束,有时表示彻底完结,无可挽回,感到遗憾的心情。
例:この本は、もう読んでしまいます。――这本书已经看完了。
被动态的表达方法:甲は 乙に~(ら)れる---甲被乙~(甲是动作的承受者,乙是动作的发动者)
动词:第一类:う段改为あ段加“れる”例如:書く――書かれる
第二类:る变られる 例如:食べる――食べられる
第三类:来る――来られる する――される
例:私は純子さんに見つけられました。――我被纯子看到了。