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おじいさんからの電話

时间: 2014-11-28    进入日语论坛
核心提示: トゥルル、トゥルル。電話が鳴ります。番号を見ればわかります。ぼくのおじいさんからです。「もしもし、けいすけか? 」「は
(单词翻译:双击或拖选)
  トゥルル、トゥルル。電話が鳴ります。
番号を見ればわかります。ぼくのおじいさんからです。
「もしもし、けいすけか? 」「はい。」
「元気か? 」「はい。」「今ど、いつ来るの? 」
「まだ決まってないよ。」「えー?はよ来い。さみしいがゃー。」
 前回行ったのは、ほんの一週間前です。
「もう会いたくなったのかなぁ。」と、ぼくは思います。ぼく
が住んでいるのは京都市で、おじいさんは名古屋市に住んで
いるのです。ぼくはあわててカレンダーを見ます。
 「えっと、今週末は空手の試合があるから行けないし、来週
は漢検があるし、その次の週に行きます! 」「もっと早くこ
やー。」
 「んーっと、じゃあ漢検終わってから行きます。」「ん。分
かった。楽しみに待ってるからね。」「はい! 」
 ガチャン。こんな感じで、しょっちゅう電話がかかってくる
のです。
 ぼくのおじいさんは七十五才になりますが、とても元気で
す。ご飯なんて山ほど食べます。白米が大好きで、食べるとき
にはかならず、
「このお米の一粒一粒はな、お百しょうさんたちが汗水流し
て作ってくれたんだぞ。のこすなよ。」と言います。ぼくは、お
茶わんにくっついたご飯を一粒残らずおはしでこすりとるの
にひっしになります。さい後にお茶をかけてし上げるとピカ
ピカになります。「えらいぞ。」おじいさんはほめてくれます。
そんなおじいさんのお茶わんも、ぼくのに負けないぐらいピ
カピカです。「洗うの楽だわ。」おばあさんは笑います。
 おじいさんは、とても物知りです。歴史、政治、芸術のこと
など、何でもよく知っています。ぼくもおじいさんにしつ問し
たり、自分の知っていることを話したりします。歴史について
は、ぼくの方がよく知っていて上回ることもあります。そんな
時、おじいさんは、「おお。そうか。よく知ってるな。かしこい
な。」と、うれしそうにほめてくれます。
 そんなおじいさんですが、とてもきびしい時があります。そ
れは、おまいりの時です。おじいさんは、お仏だんと神だなを
とても大切にします。ぼくたちまごにも、すごくきびしいで
す。
 ぼくは、そんなおじいさんのことが大好きです。だから、実
はぼくの方こそすぐに会いたくなるのです。おじいさんから
の電話はぼくを元気にしてくれます。電話がないとさびしい
です。電話をちらりと横目で見たりします。そんな時は、ぼく
の方からかけるのです。おじいさんの声を聞くと、元気になり
ます。まるでま法のようです。
 トゥルル、トゥルル。
また電話が鳴りました。京都に帰ってきてから三日目です。さ
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