この雄鶏は、大、中、小の3種類あり、大きいもので25センチ、小さいもので6センチぐらいです。この雄鶏の作る職人は、高い技術力が求められます。
デザインはいたってシンプルですが、色鮮やかで、赤と黄色で大きく色を付けていきます。色をつけてない部分は、白いまま残し、黒色を付けます。そして、同じく民間工芸品である切り紙の手法を用います。真紅の冠に、黒い首、いきり立った尻尾は雄鶏の様子を表現しています。最後に、ニスを塗り、光沢を出します。そうすることで、色彩が滑らかになります。
この雄鶏の泥人形には、吉祥の精神が宿っているのです。