最近、スーパーの店内を走りまわったり、母親がお菓子を買ってくれないからといって、泣き喚(わめ)く子供に腹立たしく思う。親が周りの人に迷惑をかけている子供を叱らないのだ。今はもう親が子供をしつけられなくなってきている。   こうした状況の背景には、核家族化によって、しつけに厳しい年寄りも子供に甘くなってしまい、幼いうちに基本的なマナーを身につける機会が減ったと言うことである。先日電車に乗っていたら、男の子がシートからつり革に飛びついていては飛び降りていた。「危ないよ」と注意すると、母親から変な目で見られてしまった。もっとひどい話は、小学校で授業に教室をうろうろ歩き回る子供がいても、教師が注意しないとのことだった。子供の主体性を尊重したいと言っているのである。これは誤った自由主義ではないだろうか。  しっかりしつけられなかった子供が、親になって自分の子供をしつけることができるだろうか。子供時代のしつけこそが立派な社会人を作る基本であろう。  
 
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