〔接续〕{体言•副词}にして
〔解说〕表示动作、作用进行的时间、场所、状况等。多用于书面语,是文语在现代日语中的残留。
(1)前接体言,以“~にして始めて”的形式使用,表示限定关系,后多与可能动词呼应。可译为“只有……才……”等。
○ これは木村さんにしてはじめてできることだ。
○ そのような言葉は、人生経験が豊かな人にして始めて言えることだ。
○ 長年苦労を共にした妻にして始めて理解できることである。
○ こんなに無邪気で楽しい絵は、純真な子供にして始めて描ける絵だ。
○ 複雑なジグソーパズルが一夜でできたのは器用な彼にして始めてやれたことだ。
(2)前接体言,表示让步关系,意思同“でさえ”“であっても”。前项一般是某种已经成立的事实,后项多为说话人据此做出的判断、发表的意见等等。可译为“甚至连……”。
○ 先生にして解けない問題なのだから、私ができるわけがない。
○ あのベテランの彼にしてこんな失敗をするのだから、新人の王君が失敗するのも仕方がないよ。
○ あの成績優秀な彼にしてできなかったのだ。私ができないのも無理はない。
○ この芝居は人間国宝の彼にして「難しい」と言わせるほど、演じにくいものであるらしい。
(3)前接时间名词,表示动作用进行的时间。
○ 60にしてはじめて免許を取り、ドライブを楽しんだ。
○ この歳にしてはじめて人生のなんたるかが分かった。
○ 売り出してから僅か10分にして品切れとなった。
○ 今にして思えば。彼女には少し変なところがあった。
○ Bさんは、わずか20歳にして、数々の文学賞を受賞し、日本中の話題をさらった。
(4)前接体言,表示并列、添加等关系,起接续助词的作用。
○ 彼は学者にして詩人である。
○ 彼は科学者にして熱心な仏教徒でもあった。
○ 簡にして要を得た研究報告でした。
○ 明確にして且つ簡潔な文章が好ましい。
(5)接在副词及部分体言后,起强调作用。
○ 不幸にして、重い病気にかかってしまった。
○ 家事で家は全焼したが、幸いにして家族は全員無事だった。
○ 生まれながらにして体の弱い子供だった。
○ その小船は、たちまちにして波に呑まれて沈んでいった。