<接続>「体言・動詞終止形」と(も)なく
〔解说〕表示不明确指示、限定的状态。
(1)前接表示不确定数量的数词,多以“何+量词+となく”的形式使用,表示数量、次数之多。是书面语。可译为“许多……”“无数……”等。
○ あの年の夏は何日となく雨の日が続いた。
○ 彼は世界選手権にはすでに何回となく参加した経験を持っている。
○ 公園のベンチには若いカップルが幾組となく腰掛けて愛を語り合っている。
○ そこに大小いろいろのメーターが何十となく並んでいる。
(2)前接两个具有对立概念的体言,如“昼夜”“天地”等,以“~と(も)なく~と(も)なく”的形式,作为并列助词使用,强调全体,表示不受时间、地点、条件的限制而进行某种动作。可译为“不分……”“不管……”等。
○ 母は昼となく夜となく病気の祖母の世話で忙しく暮らしている。
○ 天からともなく地からともなく湧き起こる大叫喚。
○ 雨となく風となく、彼はいつも鍬を手にして、もくもくと畑で働いている。
○ この人民公社では、男となく女となく、みんなして用水路建設に取り込んだ。
(3)前接“どこ”“いつ”“だれ”“どちら”等疑问词,表示不能特定是场所、时间、人物、物等的哪个部分。多伴有助词“へ”“から”等,这些助词直接接在疑问词之后。可译为“不知……”“说不清……”。
○ 自分は朝早く起きて、どこへ行くともなく、歩き出した。
○ 二人はどちらからともなく走り寄り固く抱き合った。
○ 彼らは誰からともなく順々に立ち上がり、話の続きをしゃべりながら、どやどやと部屋を出て行った。
○ 生徒たちは夜遅くまで騒いでいたが、いつともなくそれぞれの部屋に戻っていた。
(4)前接“見る”“言う”“考える”等表示人的意志行为的等词,表示该动作是不具备明确的意图和目的而进行的。其前常伴有“何”“どこ”等疑问词。此时也可用“~ともなしに”的形式。可译为“无意地”“下意识地”。
○ 窓の外を見るともなく見ると、知らない男が私を見つめていた。
○ せっかくの休日だったのに、何をするともなくぼんやり過ごしてしまった。
○ 「寂しいなあ」と誰に言うともなく、一人つぶやいた。
○ ファッション雑誌を読むともなくページをめくっていると、昨日デパートで見た服と同じ服が載っていた。
○ 先生の話を聞くともなしに聞いていた彼女は、突然名前を呼ばれ、一瞬、ぽかんとしてしまった。