特に多いのが住宅ですが、工場などの大きな建物を施工することもあり、いずれも高い所での作業となります。
屋根や外壁は建物内に雨が侵入するのを防ぐためのものであり、そのまま仕上げにもなりますので、板金工の役割は建築工事の中でも重要な位置を占めます。
板金工になるには特別な資格や学歴等は不要ですが、高い所での作業が多いので、高所恐怖症の方には難しいお仕事です。
建築板金工の関連資格として建築板金技能士があり、高所作業車や玉掛け(板金などの材料を高い所に挙げるために必要な作業)の免許等があれば優遇されることが多いです。
建築板金工の平均年収は400万円前後で、サラリーマンの平均年収程度と言えます。
これは、特別な資格や学歴等は不要な一方で、危険度の高い仕事であることによります。