クライアントが抱えている問題や課題を見つけ出して分析し、データを集めて調査や解析を行いながら、より良い方向に導くための企画立案や制度設計を行っていきます。
専門的な仕事内容ではありますが、なるために決まりきったルートはなく、一般的には、大学などで環境学や生物学を学び、その後、環境問題を扱う調査会社やコンサルティング会社、研究機関などへ就職する人が多いといわれています。
コンサルタントの一種として、個人の能力や経験によって給料には差が出やすく、能力がある人は高く評価される傾向にあります。
最近では「環境」や「エコ」といった言葉が一般的に使われるようになり、環境系のビジネスを手掛ける企業が増えているようです。
民間企業以外にも、地方自治体や環境省などの行政機関で環境保全に貢献する仕事をする人もいますし、NPOやNGOなどの団体での活動、さらに海外を舞台に活躍することも可能です。
環境問題が多様化するなか、環境コンサルタントに求められる役割はますます広がりを見せているといえるでしょう。