「要は」という表現は、1つの説明で1回しか使えない表現。
「要は」という表現は、1つの説明で1回しか使えない表現。 | 上手に分かりやすく説明する30の方法
「要は」というのは「要点は」の略です。
文章のまとめを伝える際に使う表現です。
本の中だけでなく、私たちの日常会話でも、頻繁に登場する表現です。
使うべきポイントを押さえておくことで、説明の中で特に大切な要点を強調することができます。
本来、1つの説明に、1回しか出てきてはいけない表現です。
ときどき説明をしている人の中で「要は」を何度も繰り返し使う人がいます。
自分の主張の中で「ここが特に大切なところなんだ」という軽い意味合いで使っているようです。
「使えるのは1回だけ」です。
2回目の『要は』が出てきた時点で、説明が分かりにくくなります。
「さっきの『要は』は、なんだったんだ」「大切なところはどっちなんだ」と思います。
「要するに」「つまり」という表現も同じです。
説明の中で、何度も使っていないでしょうか。
話をまとめる表現は、1回しか使ってはいけないというルールを守るようにしましょう。