【会話】
男:あ、うまい、炊きたてのご飯は最高だ。
女:斉藤さん、先から、ご飯ばかり食べているわね。
男:うん、日本の米を食べるのはひさしぶりなんだ。それに、何といってもお米は昔から日本人の主食だからね。
女:でも、今は主食として、パンや、スパゲッティもよく食べるんでしょう
男:うん、米離れといって、お米を食べない人は多くなったけど、やっぱり、日本人の食事の中心はご飯だよ。
女:日本のお米は、台湾のお米より粘りがあって、ふっくらしているわね。でも、そんなにおいしいかしら。
男:すみません、おかわり、お願いします。
店員:はい、すぐお持ちします。
女:斉藤さん、6杯目よ。そんなに食べたら、お相撲さんのようになるわよ。
【インターチェンジ】
大昔、日本に米作りが伝わると、お米は一粒の種から多くの実が取れるので、農業の中心になりました。そして、人々が一緒にお米を作るために、村ができ、村が集まって、国が生まれました。
昔の人は、お米は大自然の神様から恵まれたありがたい食べ物だと考えました。そして、田植えや収穫にあわせ、祭りなどの年中行事を行いました。お米はお金と同じ役目も果たしました。農民はお米で税を納め、商業の取引きでは、代金がお米で支払われました。お米は長い間、日本の生活と経済の中心だったのです。ですから、日本人はお米がとても大切なものだと考えてきました。
しかし、誰でもお米をたくさん食べられるようになったのは、生活が豊かになった1960年代以後のことです。それまでは、麦や芋もよく食べ、お米は貴重でした。現在では、食生活が多様化し、お米が余っています。しかし、これからも、日本人のお米は特別な食べ物だという気持ちはなかなか変わらないでしょう。
【文型と表現】
一 でも、今は主食として、パンや、スパゲッティもよく食べるんでしょう。
例:教師として、高校に勤めています。高校で働いています。
1、観光地、大変有名です。
観光地として大変有名です。
2、アクセサリー、指輪をつけました。
アクセサリーとして、指輪をつけました。
3、国の代表、会議に出席しました。
国の代表として、会議に出席しました。
4、料理の材料、魚を使います。
料理の材料として、魚を使います。
二 すぐお持ちします。
例、ホテルのロビーでお待ちします。
1、商品のサンプルを送ります。
商品のサンプルをお送りします。
2、この仕事を手伝います。
この仕事をお手伝します。
3、メッセージを伝えます。
メッセージをお伝えします。
4、ウーロン茶を入れます。
ウーロン茶をお入れします。
三 そんなに食べたら、お相撲さんのようになるわよ。
例:雨が降ります。運動会は中止します。
雨が降ったら、運動会は中止します。
質問がありません。次の問題をやりましょう。
質問がなかったら、次の問題をやりましょう。
1、何か問題があります。すぐ連絡してください。
何か問題があったら、すぐ連絡してください。
2、売り上げが増える。給料をあげます。
売り上げが増えたら、給料をあげます。
3、急いで歩きません、時間に間に合いません。
急いで歩かなかったら、時間に間に合いません。
4、パソコンの操作がわかりません。会社の人に聞いてください。
パソコンの操作が分からなかったら、会社の人に聞いてください。
四 例:犬のように泳いでいます。
子供のような人です。
1、英語をアメリカ人、話します。
英語をアメリカ人のように話します。
2、この子の手はもみじ、手です。
この子の手は紅葉のような手です。
3、社長は鬼、厳しいです。
社長は鬼のように厳しいです。
4、コーヒーカップ、雲をみました。
コーヒーカップのような雲をみました。