第18課 成人式
日本の若者は二十歳になると、成人としておとなの仲間入りをする。
1月の第二月曜日は「成人の日」で、国民の祝日だ。二十歳を迎えた若者の多くはこの日、成人式に参加する。この日のために豪華な振袖を注文してきて来る娘さんもいれば、平服で来る娘さんもいる。一生に一度のことだからと思い切って大金を使う人、一生に一回しか着ないものに高いお金を払うのはつまらないと考える人、人によって考え方は違う。
さて、二十歳になるとお酒を飲むこともタバコを吸うこともできる。バーに行って、タバコを吸いながら酒を飲んでもよい。一方、大人として、年金も払わなければならない。大人には権利もあれば義務もある。
また、二十歳になると選挙権も得る。選挙は国民の権利でもあれば、同時に義務でもある。しかし、若者の大半は政治に対して無関心で、なかなか選挙に行かない。
人はだれでも老人になる。9月15日は「敬老の日」だ。しかし、敬老の日でも電車でお年寄りに席を譲らない若者は多い。残念なこと