演劇界、とくに歌舞伎界のことを「梨園」というのは、唐の玄宗皇帝の故事に由来する。
唐の第九代皇帝。玄宗は芸術好きで、詩(李白<りはく>、杜甫<とほ>など)、書(顔真卿<がんしんけい>など)、絵画(呉道玄<ごどうげん>など)をはじめとして、唐の文化が輝いたのは、その力に負うところが大きい。
玄宗は、若いころ、反対派に対しクーデターを起こして即位しただけあって、通貨改革や兵制革命を断行し、贅沢を禁止するなど政治に敏腕をふるったが、中年過ぎから美の世界に浸りこみ、楊貴妃を熱愛、自らの音楽を奏して楽しんだが、宮廷の楽団に少数民族や民間の音楽を取り入れさせるなど、新しい試みも行なった。その楽士<がくし>たちを学ばせたところが、梨の木を植えた庭園であったところから、が生まれたわけである。
梨园的来历
演艺界,特别是歌舞艺界被称为梨园,是来源于唐玄宗皇帝的一个故事。
唐朝的第九代皇帝玄宗非常喜欢艺术,因此大力发展唐朝文化。以诗词、书法、绘画为代表,唐朝文化得到迅速发展。
唐玄宗年轻的时候,因为是发动政变即位的,在政治上断然进行货币改革和法制改革,实施禁止浪费等措施。但是过了中年,他爱上了杨贵妃,终日沉浸在纸醉金迷的世界里,痴迷于乐器演奏,还进行了新的尝试,把宫廷的音乐中融入了少数民族和民间的音乐。那些乐师们学习的地方是种着梨树的庭院,因此现在的歌舞艺界被称为梨园。