イエス・キリストの生誕日を祝う行事がクリスマスであるが、その生誕日が正確にいつであったかは分からない。クリスマスを一二月二五日としているのは、いわゆる両方教会(カトリックもプロテスタントもこの中に入る)だけで、ギリシャ正教では一月七日、アルメニア教会では一月一九日をその日としている。では、なぜ両方教会が一二月二五日をクリスマスにしたかといえば、ヨーロッパの各地で行われていた冬至祭を取り入れたためとされている。クリスマスは本来は宗教的行事であるはずであるが、最近の日本ではキリスト教とは無関係な、商業的なお祭りになっているようである。
クリスマス