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第27章 ケンタウルスと密告者(2)

时间: 2023-06-13    进入日语论坛
核心提示:朝食の後、ハーマイオニーは「数かず占うらない」のクラスへ、ハリーとロンはパーバティとラベンダーに続いて玄げん関かんホール
(单词翻译:双击或拖选)

朝食の後、ハーマイオニーは「数かず占うらない」のクラスへ、ハリーとロンはパーバティとラベンダーに続いて玄げん関かんホールに行き、「占い学」に向かった。

「北塔きたとうに行くんじゃないのか」

パーバティが大だい理り石せきの階段を通り過ぎてしまったので、ロンが怪訝けげんそうな顔をした。パーバティは振り向いて、叱しかりつけるような目でロンを見た。

「フィレンツェがあの梯子はしご階段を昇のぼれると思うの 十一番教室になったのよ。昨日きのう、掲けい示じ板ばんに貼はってあったわ」

十一番教室は一階で、玄関ホールから大広間とは逆の方向に行く廊ろう下か沿ぞいにあった。ハリーは、この教室が、定期的に使われていない部屋の一つだということを知っていた。そのため、納戸なんどや倉庫そうこのような、なんとなく放ほったらかしの感じがする部屋だ。ロンのすぐあとから教室に入ったハリーは、一いっ瞬しゅんポカンとした。そこは森の空あき地ちの真っただ中だった。

「これはいったい――」

教室の床はふかふかと苔こけむして、そこから樹木じゅもくが生はえていた。こんもりと繁しげった葉が、天井や窓に広がり、部屋中に柔やわらかな緑の光の筋すじが何本も斜ななめに射さし込こみ、光のまだら模様もようを描いていた。先に来ていた生徒たちは土の感かん触しょくがする床に座り込み、木の幹みきや大きな石にもたれ掛かかって、両腕で膝ひざを抱えたり胸の上で固く腕組みしたりして、ちょっと不安そうな顔をしていた。空き地の真ん中には立ち木がなく、フィレンツェが立っていた。

「ハリー・ポッター」ハリーが入っていくと、フィレンツェが手をさし出した。

「あ――やあ」ハリーは握手あくしゅした。ケンタウルスは驚おどろくほど青い目で、瞬まばたきもせずハリーを観察かんさつしていたが、笑顔は見せなかった。「あ――また会えてうれしいです」

「こちらこそ」ケンタウルスは銀ぎん白はく色しょくの頭を軽く傾けた。「また会うことは、予言されていました」

ハリーは、フィレンツェの胸にうっすらと馬ば蹄てい形けいの打だ撲ぼく傷しょうがあるのに気づいた。地面じべたに座っている他の生徒たちのところに行こうとすると、みんなが一斉いっせいにハリーに尊敬そんけいの眼差しを向けていた。どうやら、みんなが怖こわいと思っているフィレンツェと、ハリーが言葉を交かわす間あいだ柄がらだということに、ひどく感心したらしい。


  早饭后,赫敏动身去上算术占卜课,哈利和罗恩跟在帕瓦蒂与拉文德身后走进门厅,前去上占卜课。
  “我们不是要上北塔楼吗?”帕瓦蒂从大理石楼梯旁走过时,罗恩一脸迷惑地问道。
  帕瓦蒂回头轻蔑地看着他。
  “你认为费伦泽该怎么爬上活梯啊?现在我们用十一号教室,昨天布告栏上通知了。”
  在礼堂对面,有一条走廊从门厅通向一楼的十一号教室。哈利知道,那是平常从不使用的教室之一,让人觉得有点像无人照管的橱柜或储藏室。他紧跟罗恩走了进去,发现自己来到了一片林间空地之中,这让他一时有些目瞪口呆。
  “这是怎——?”
  教室的地板变成了满地绵软的苔藓,树木就是从它下面长出来的;它们的枝条长满繁茂的树叶,成扇形从天花板和窗户上横贯而过,于是一束束柔和、斑驳的绿色光线倾泻在整间屋子里。先到的学生们背靠树干或大石头坐在泥地上,有的用胳膊搂着膝盖,有的两臂紧紧交叉在胸前,都显得挺紧张。费伦泽就站在没有树木的空地中央。
  “哈利·波特。”哈利进来后,他伸出一只手说。
  “呃——嘿,”哈利说着和马人握了握手,他那对蓝得出奇的眼睛一眨不眨地打量着哈利,脸上却没有露出笑容,“呃——真高兴见到你。”
  “我也是,”长着白金色头发的马人说着点了点脑袋,“我们命中注定将要重逢。”
  哈利注意到,费伦泽胸前有一块黑色的马蹄形淤伤。他转过身,想和同学们一起坐在地上,这时他看到他们都在敬畏地望着自己,很显然,他和费伦泽熟悉到能搭上话,给同学们留下了深刻的印象,他们好像觉得费伦泽怪吓人的。
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