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『論語』の八イツ篇-23

时间: 2014-02-25    进入日语论坛
核心提示:[白文]23.子語魯大師楽曰、楽其可知已、始作翕如也、従之純如也、激如也、繹如也、以成。[書き下し文]子、魯の大師に楽を
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[白文]23.子語魯大師楽曰、楽其可知已、始作翕如也、従之純如也、激如也、繹如也、以成。
 
[書き下し文]子、魯の大師に楽を語りて曰く、楽は其れ知るべきなり。始めて作す(おこす)に翕如(きゅうじょ)たり。これを従(はな)ちて純如(じゅんじょ)たり、激如(きょうじょ)たり、繹如(えきじょ)たり、以て成わる(おわる)。(「激」の正しい漢字は、「さんずい」の部分が「白」である。)
 
[口語訳]先生が、魯の音楽団の楽長に音楽について語られた。「音楽の仕組みは知っています。音楽の最初は、金属の打楽器である鐘が盛大に鳴り響きます。その鐘の音を放って後に、(色々な管弦楽器の)合奏が静かに調和を保って流れます。更に管弦楽器のそれぞれの音が独奏ではっきりと聞こえ、最後に心地よい余韻を長く残しながら終わるのですね。」 
 
[解説]社会秩序や民心の安定に役立つものとして、礼節を伴う音楽をこよなく愛した孔子が、魯の音楽団の楽長に対して音楽を語った部分である。「翕如(きゅうじょ)」とは、勢いよく盛大に鐘のような打楽器が鳴り響く様子である。「純如(じゅんじょ)」とは、管弦楽の色々な楽器が、静かに調和を保って鳴り響く様子である。「激如(きょうじょ)」とは、管弦楽のそれぞれの楽器が独奏のようにはっきり聞こえる様子である。「繹如(えきじょ)」とは、長い余韻を残しながら音楽が流れている情緒的な状況である。
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