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『論語』の雍也篇-12

时间: 2014-03-06    进入日语论坛
核心提示:[白文]12.冉求曰、非不説子之道、力不足也、子曰、力不足者、中道而廃、今女画。[書き下し文]冉求(ぜんきゅう)曰く、子
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[白文]12.冉求曰、非不説子之道、力不足也、子曰、力不足者、中道而廃、今女画。
 
[書き下し文]冉求(ぜんきゅう)曰く、子の道を説ばざる(よろこばざる)には非ず(あらず)。力足らざるなり。子曰く、力足らざる者は中道にして廃む(やむ)、今汝(なんじ)は画れり(かぎれり)。
 
[口語訳]冉求が言った。『先生の道徳の道が好きではないのではありません。私の力が足りないだけです』。先生がおっしゃった。『力が足りない者は途中で投げ出すものだが、今のお前は、初めから自分自身の力を制限しているだけだ』。 
 
[解説]弟子の冉求が『先生の教えられる道徳の学説は素晴らしいものだが、私には実力がないのでそれを実践できない』と嘆いたところ、孔子はあっさりと『それは実力が不足しているのではなく、自分で自分の力に限界を見出しているに過ぎない』と指摘した。生涯を通して実践と決断の人であった孔子は、『自分の力を信じて行動する重要性』を冉求に説いたのであり、これは現代を生きる私達にとっても有意義な言葉である。
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