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『論語』の顔淵篇-08

时间: 2014-03-28    进入日语论坛
核心提示:[白文]8.棘子成曰、君子質而已矣、何以文為矣、子貢曰、惜乎夫子之説君子也、駟不及舌、文猶質也、質猶文也、虎豹之郭、猶犬
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[白文]8.棘子成曰、君子質而已矣、何以文為矣、子貢曰、惜乎夫子之説君子也、駟不及舌、文猶質也、質猶文也、虎豹之郭、猶犬羊之郭也、
 
[書き下し文]棘子成(きょくしせい)曰く、君子は質のみ、何ぞ文を以て為さんや。子貢曰く、惜しいかな夫の(かの)子(し)の君子を説くや。駟(し)も舌に及ばず。文は猶質のごとく、質は猶文のごときならば、虎豹(こひょう)の郭(カク?正しい漢字は、左に革がつく)は猶犬羊(けんよう)の郭のごときなり。
 
[口語訳]棘子成が言った。『君子は実質のみが重要で、どうして装飾?形式などがいるだろうか。』。子貢がそれに対して言った。『棘子成の君子について語った言葉は、惜しい言葉だったな。四頭立ての馬車の速度でさえ、舌禍を取り消すことは出来ないのだ。装飾は実質のようなものであり、実質は装飾のようなものであるということで、両者ともに必要なものである。虎?豹のなめし皮は、犬?羊のなめし皮のようであり、どちらとも必要なものである。』。 
 
[解説]国家統治の手段である礼楽を重視する儒教に対して批判的だった棘子成は、『形式的?装飾的な礼の実践は不要だ』と放言したが、それに対して孔子門下の子貢は『実質も確かに大切だが、同様に装飾的な礼も大切である』と反論したのである。実質と形式は絶えず相補的でどちらも欠かすことが出来ないという儒教の基本スタンスが現れている。
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