普通、詩や短歌など韻文の総称は「詩歌(しいか)」ですが、美しい詩や文章は、「華」になるのですね。
言葉や言の葉は、もともと「言の端(ことのは)」でした。言ったことや事柄の切れ端ということから「端」と書いていたのが、そのうち「葉」を当てるようになったといわれています。
そういえば、話がはずむことも「言葉に花が咲く」といいますね。
どんな文章を書く場合でも、言の葉を集めて、花束を作るようなものかもしれません。
ちょっとした手紙やメールを送る際にも、ささやかな花束を贈っているということなのですね。