来年4月から公立小学校での英語が必修になるのを前に、夏休み中の子どもたちが、いわば「英語漬け」になってゲームや買い物などのやり取りを体験する教室が、27日に横浜市で開かれました。
横浜市では、来年4月に全国の公立小学校の5年生と6年生で英語が必修になるのを前に、すでに今年度から市内のすべての小学校で英語を学ぶ取り組みを始めています。27日はこの一環として、横浜市港南区で夏休み中の小学6年生およそ150人が参加して、英語だけしか使えない、いわば「英語漬け」になってクイズや踊りなどを楽しむ教室が開かれました。このうち、買い物を体験する教室では、横浜市の小学校で英語を教えている外国人講師が、名前や学校名を尋ねると、子どもたちが英語で名前などを答えながら、両替や買い物のやり取りを体験しました。参加した児童は「教室の中では英語だけなので、不安もありましたが、先生が優しく教えてくれたので楽しくできました」とか、「いろいろな外国の人と触れ合うことができて楽しかったです」と話していました。横浜市では、今月30日まで毎日2回、この教室を開き、およそ600人の小学生が参加することになっています。