大リーグ移籍を目指すプロ野球・楽天の岩隈久志投手との独占交渉権をアスレティックスが獲得したことについて、岩隈投手は「交渉がうまくいくことを願う」というコメントを出しました。
岩隈投手は、「ポスティング・システム」と呼ばれる入札制度で大リーグへの移籍を目指していて、最高入札額を示したアスレティックスが岩隈投手との独占交渉権を獲得しました。これを受けて、岩隈投手は球団広報を通じて「とりあえず一歩前進ですね。交渉がうまくいくことを願うしかないですね」というコメントを出しました。また、楽天の米田球団代表は、都内で報道陣の取材に応じ、入札金額の公表は控えたいとしたうえで「球団初の入札がここまで順調に進み、ほっとしている」と述べました。アスレティックスはカリフォルニア州・オークランドを本拠地に、アメリカンリーグの西部地区に所属し、リーグ優勝15回、ワールドチャンピオン9回を数えます。岩隈投手は、来月7日まで30日間の期限付きでアスレティックスとの契約交渉に臨むことになります。