アメリカ?ニューヨークのケネディ国際空港で、滑走路に大量の亀が現れ、捕獲のために飛行機が離陸を30分遅らせるなどの騒ぎになりました。空港当局では、ケネディ国際空港が海岸に隣接しているため、産卵する場所を求めて空港の敷地内に入ってきたのではないかと話しています。
アメリカの空の玄関口の1つ、ニューヨークのケネディ国際空港で、29日早朝、離陸許可を待つ飛行機の前に突然、体長20センチ余りの亀が現れ、空港のスタッフが捕獲に向かいました。亀の数は瞬く間に増えて3時間のうちに150匹以上になり、空港当局に加えて農務省の担当者も参加して亀を捕獲する騒ぎとなりました。この影響で、滑走路が1本閉鎖されたほか、飛行機の離陸が30分程度遅れるなどの影響が出ました。当時、複数のパイロットが「まだ3匹か4匹歩いている」「自分たちの飛行機の右側にもまだ1匹いる」など、あちらこちらにいる亀の場所を時折、笑いながら管制官に無線で知らせるやりとりが音声で残されています。亀は、アメリカ東海岸で広く見られる種類で、空港当局では、ケネディ国際空港が海岸に隣接しているため、産卵する場所を求めて空港の敷地内に入ってきたのではないかと話しています。