ジューンブライドの季節。結婚のお祝いをする機会も増えるのではないでしょうか? そのときに悩むのが“ギフト”。どんなものを贈ると喜ばれるのでしょうか? そして、贈られて困ってしまうものって……!? トレンダーズが運営するギフトマッチングサービス「Anny」において、25~40歳の既婚女性250名を対象に行われた、「結婚祝いのギフト調査」の結果をみてきましょう。
まず、“贈答経験のあるギフト”ランキングは、以下の通り。贈ったことがある、贈られたことがある、という人も多いのではないでしょうか。
1位「キッチン・調理器具(家電)」(43.6%)
2位「食器」(40.4%)
3位「タオル・寝具」(30.4%)
4位「ギフトカタログ」(27.6%)
5位「インテリア雑貨」(27.2%)
続いて、“貰って一番困ったギフト”については……、なんと贈答経験で回答の多かった「食器」が最も多い結果に。
1位「食器」(36.4%)
2位「インテリア雑貨」(14.4%)
3位「タオル・寝具」(8.8%)
4位「キッチン・調理器具(家電)」(7.2%)
5位「ギフトカタログ」(4.0%)
その理由としては、「部屋の雰囲気と合わない」、「趣味が合わない上に置き場に困る」といった意見などが。2位に「インテリア雑貨」(14.4%)が続いたことからも、人の好みやセンスが大きく反映されるギフトについては、「贈り手」と「貰い手」のギャップが際立ってしまう様子が伺えます。
◆約8割がNGと回答した“名入れギフト”
「パートナーと自分の名前が入った「名入れ」ギフトを結婚祝いに貰ったら嬉しいですか?」という質問には、なんと約8割(76.8%)の人が「嬉しくない」と回答。祝福の想いを伝えるべく、既製品ではなく、新郎新婦の名前を刻んだアレンジアイテムとして、贈られることのあるギフトなのですが……貰い手としては、喜ばしくない気持ちが過半数を超えるようです。
◆失敗しないギフトは…「自分では購入しないけど、実用的なもの」!
そこで、「結婚祝いに貰ってうれしいと思うギフトの要素」について、当てはまるものを選んでもらったところ、回答は、1位「(欲しいとは思っていても)自分では購入しないもの」(80.4%)、2位「日常生活で使える実用的なもの」(74.8%)の2つに集中する結果に。
具体的なアイテム名を聞いてみたところ、「ルクルーゼ」や「ストウブ」、「シャトルシェフ」といった今流行の調理器具をはじめ、「レイコップのふとんクリーナー」、「デロンギのコーヒーメーカー」など、使用頻度の高い傾向にあるアイテムが寄せられました。
新婚生活を快適にスタートできるようなアイテムが「贈り手」と「貰い手」の想いが一致するギフトの条件だと考えられます。
結婚祝いのギフトを用意するときは、事前に相手の生活スタイルを知っておく、もしくはリクエストを聞いておく……といった配慮が喜ばれそうですね。