ランドセルをもった子どもたち
価格帯がこんなに広いなんて! みんな、いくらくらいのランドセルを買っている?
ランドセル選びを始めたときに気になるのが価格ですよね。ランドセルの価格は、買う立場になって初めて気にするもの。そもそもいくらくらいのものがあるのか、見当もつかなかった、という人も多いのではないでしょうか。
そして実際に購入に向けて調べてみると、その価格帯の広さに驚かれることでしょう!1万円台のものから、10万円弱のものまでとても価格帯は幅広く、いったいいくらくらいのものを選べばいいのか、わからなくなってしまったお母さんも多いのではないでしょうか。
そこで先輩ママに、ランドセルにいくらくらいかけたか、という話を聞いてみました。
もっとも多かったのが「3~5万」の価格帯。おそらく相場としても平均くらいで、程よいところを選んだ、という意見も多かったです。
また高価格帯のランドセルを購入されたかたは、「父母(お子さまにとっての祖父母)が出してくれた・援助してくれた」というご家庭が多いようです。
私の頃は黒か赤だったのに…。驚くべき現代のカラーバリエーション
自分たちが小学生だった頃と比べて最も驚くのがそのカラーバリエーション。自分たちの頃は男の子が黒、女の子が赤、の2色しかなかったのに、今は紫やピンク、水色にネイビーなど、本当にさまざまな色であふれています。
そこで今度は何色のランドセルを買ったかについて聞いてみました。
やはり今でももっとも人気なのは定番の黒・赤の2色。無難と言うと言葉が悪いかもしれませんが、やはり変に悪目立ちさせるのを避けたい、という意図が働いていたようです。一方で、ピンクや水色も人気のカラーに。これはどちらかというとお子さまに選ばせた、というご家庭が多かったようです。
ランドセル選びで失敗しやすいのは「●●」のポイント!
次に、ランドセル選びで「失敗したかも!」と思ったことを聞いてみたところ、以下のような意見が挙がりました。
重すぎたかもしれない…。
・子どもの体が小さいので重さ重視で選べばよかったなあと思います。
・しっかりしている分、ランドセル自体の重量があり、低学年のときは少し重かったかな?というところです。
・牛革にしたこと。子どもは特に何も言っていませんが、少し重いかな…と思います。
A4が入りにくい…。
・A4が入らないサイズだった。
・A4サイズのファイルが入りにくい大きさなのが不便でした。
・A4ファイルが入ると思って購入したが、大きいA4ファイルは入らなかった。クリアファイルなら入る大きさだった。
他にもこんな声が
・早く買わないとと焦って買ったけれど、結局入学式まで保管しなくてはいけなかったところ。
・後々、汚れが目立ちそう。
・毎日使うランドセルなので、もっと安いものを買ってもよかったかな、と思いました。子どものランドセルに対する扱い方が雑なので…。
・ランドセルに時間割表を入れるポケットがついていなかったこと。
・失敗という程ではありませんが、もっと早くから探して予約をしていれば、早期割引のものがあったり、もっと選択肢が多かったと思います。
特にA4サイズのファイルについては、学校でもプリントが多く出されるため要チェックポイントかもしれません!
ただ、多くのお母さんの声を聞くと、今のランドセルはよくできているから、どれを選んでもたいてい失敗はしない。何より子どもが欲しいと思ったものを選んであげるのが一番、という声が多く聞かれました。
ランドセルメーカーさんも、今の小学生事情を十分にリサーチして制作しています。最低限の機能性のチェックや耐久性のチェックは必要ですが、何よりも「愛着がもてるもの」を選ばせてあげるのが大切なのかもしれません。