「朝デザート」のダイエット効果を発表したのは、イスラエルの大学の研究者チームです。ひとつは低糖質・低炭水化物の朝食メニュー、もうひとつはチョコ、ドーナツ、ケーキなどのデザートを含む高タンパク・高炭水化物メニューのグループに分けて16週間後の結果を検証したところ、両チームともほぼ変わらない減量効果が。しかも、デザートありのグループは、リバウンドがないということが分かったのです。もちろん、無制限にデザートを食べていいわけではなく、女性の場合は1日1400キロカロリー以下という条件があるのですが、デザート=ダイエットの敵ではないと証明されたのは嬉しいですよね
「朝デザート」がいい理由とは
ダイエットの敵は、カロリーや糖分だけではありません。甘いものをガマンするストレスが限界点に達すると、美しさを追求するためのダイエットなのに、心身が不健康な状態になってしまいがちで本末転倒です。その点、朝に一定量のデザートを食べておけば、ストレスフリーでいられますし、脳が満足するので、その日、それ以上のデザートを欲しいと感じなくなります。それに朝食後にすぐ寝てしまう人はいませんよね。デザートを食べても、そのあとすぐにカロリーを消費するため、寝る前に食べるよりはずっといいのです。ただし、ケーキだけ、ドーナツだけといった偏った朝食はNG。サラダや卵料理にプラスするなど、デザートが「主食」にならないよう栄養バランスには注意しましょう。