大阪市で7日から始まった日本肥満学会で発表する。
調査は同大病院で人間ドックを受けた40歳代の男性2113人を対象に、既婚1672人、単身赴任131人、独身(離婚も含む)310人を質問票の回答と検査結果から比較した。
この結果、メタボの人は独身が23%で、既婚の11%の約2倍だった。メタボの予備軍はそれぞれ17%と18%でほぼ変わらなかった。単身赴任では、メタボは10%にとどまる一方、予備軍は22%と最も多かった。独身は、メタボの診断基準となる腹囲や血中の中性脂肪、血糖値、血圧の平均値がいずれも既婚より高かった。