17年12月の北京の新築住宅平均価格は1平方メートルあたり3万7800元(1元は約17.2円)で、16年12月より0.9%低下した。中古住宅平均価格は同5万9100元で、前年同期比1.2%低下し、最高値だった17年3月に比べて13%低下した。
同委の徐賤雲委員長は、「2017年3月には、住宅価格上昇の勢いに対応するため、北京市委員会や北京市政府が思い切った決定を行い、北京市住宅・都市農村建設委員会などの関連部門が『3・17新政』を打ち出した。その後は『釘を打つ精神を発揚し、補充改善政策を行う』との業務方針に基づき、20数件の政策を相次いで打ち出して投機的なニーズや投資目的のニーズを抑制した」と述べた。
2018年には、北京市は「家は住むためのもの、投機するためのものではない」との位置づけを断固として実行に移し、調整コントロールをぶれることなく堅持し、調整コントロールの安定した力を引き続き維持し、住宅市場の安定的な運営を全力で維持していくという。