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新幹線(しんかんせん)

时间: 2025-03-03    进入日语论坛
核心提示:新幹線(しんかんせん) (静岡県函南町)   新幹線が通る静岡にある「新幹線」という地名 東海道本線函かん南なみ駅から西南
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新幹線(しんかんせん) (静岡県函南町)
   新幹線が通る静岡にある「新幹線」という地名
 
 東海道本線函かん南なみ駅から西南へ一キロほど離れた地域は、「新幹線」という地名で呼ばれている。もちろん、行政区画としての町名ではないが、新幹線区公民館があり、バス停にも幹線上、幹線下などがあって、土地の人たちにはなじみの名称であることがわかる。この名称は、国土地理院発行の地形図では一九六九(昭和四十四)年二月二十八日発行のものから掲載がつづいている。
 また、この地名は、東海道新幹線開業に合わせて生まれた地名とすれば年代的にも合致する。しかし、東海道新幹線は新幹線地区から一・五キロも離れた地点を走っていて、位置関係は函南駅よりも遠い。
 これは、地名の誕生が東海道新幹線とは関係のないことを示すものだ。
 新幹線という地名は、たしかにこれまでにないスピードで走る列車にちなんで付けられた。しかし、それは戦前に計画された弾丸列車を指すものだ。
 時速二〇〇キロを超えて東海道線を走る列車が計画され、そのための新丹たん那なトンネルの掘削工事が開始されたのは、一九四二(昭和十七)年のことだった。熱海市と函南町にまたがるトンネル工事の作業従事者のためには函南町に専用の住宅が建設され、その住宅区域がいつしか新幹線と呼ばれるようになっていったのである。
 時は戦時下。弾丸列車という名前より、新幹線という呼び名のほうが親しみやすかったのかもしれない。
 ただ、その後、戦争のためにトンネル工事は中断されることになる。工事が再開されたのは一九五九(昭和三十四)年になってからで、現在の新幹線トンネルとしての掘削継続だった。新幹線地区の住宅にまた居住者ができたのも、この年からである。
 トンネルが貫通し、新幹線が営業開始してから四十年以上が過ぎたいま、新幹線地区はどこにでもある郊外住宅地の姿を見せている。
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