第六章.掌握一词多义篇
問題
次の__の言葉の意味が、初めの文ともっともちかい意味で使われている文を、1・2・3・4から一つ選びなさい。
(8)するどい そのナイフは先がするどいから気をつけて。
1 硬くてするどい金属片がガードレールにささっていた。
2 Aチームは試合開始とともに、するどく攻め上がった。
3 あの友人の考え方は本当にするどくびっくりします。
4 一流のコックは味をするどく感じ分けることができます。
(9)すじ いたずらをしたので、父は青すじを立てて怒った。
1 運動不足のせいか、プールで足のすじがつってしまった。
2 この野菜はすじが多くて、消化に悪そうです。
3 職場の同僚の中村さんは鼻すじが通った美人です。
4 止血のために腕を縛ったら、手にすじが浮き始めた。
(10)もうける 株を買ったら、もうけるどころか大損した。
1 彼は結婚して1男1女をもうけた。
2 暇つぶしにパチンコをしたら、1万円もうけた。
3 来年独立してお店をもうけるつもりです。
4 試験が近いと口実をもうけて誘いを断った。
(11)暮れる 彼は老後の生活について、心配に暮れる日々を送っていた。
1 あと一週間で今年も暮れる。
2 日が暮れてきたので、そろそろ帰ろう。
3 彼女とデートは雨に暮れる一日だった。
4 どうしていいか分からず、途方に暮れていた。
(12)砕ける 彼女は誰にでも砕けた態度で接する。
1 Aチームは最初の勢いが砕けてしまった。
2 砕けた言い方をするので、とても話しやすい。
3 重いものを持ったら、腰が砕けた。
4 岩石が地震で砕けてしまい、崩れかかっている。
(13)狂う あの人と話していると、調子が狂う。
1 予算が狂い、赤字になってしまった。
2 昨日から時計が狂っている。
3 息子は毎日遊び狂っている。
4 勘が狂って、的をはずしてしまった。
(14)くらい その話をしていると、だんだん気分がくらくなる。
1 私は経済の動きにくらい。
2 一人でくらい夜道を歩くのは危険だ。
3 彼にはくらい過去がある。
4 部屋がくらくて何も見えない。