会話の運転は、敬語の練習が大切。
車の運転と同じ。会話の運転は、敬語の練習が大切。 | 話し上手になる30の方法
話し上手に共通することは、敬語が上手に話せるということです。
敬語は難しいとはいえ、車の運転技術のようなものです。
操ることができて、初めて安全運転ができるようになります。
敬語がうまく話せなければ、人間関係もうまく操ることが難しくなります。
自分は話し下手だと思っている人は、敬語が苦手なだけの人かもしれません。
私が車の免許を取るときに、同じ同期で入ってきた女の子がいました。
初対面の人ですから、相手の年齢、どんな仕事をしているのか、どのような性格なのか、もちろん知りません。
こういうときは、まず相手に失礼にならないよう、無難に敬語から話しかけるのがマナーです。
私が敬語で話しかけると、彼女は砕けた口調で返事をしました。
私はそれで彼女が年下だと分かりました。
教習所の教官にも、砕けた口調で話す様子には驚きました。
校長先生にも砕けた口調で話す様子は、隣で聞いていても、違和感がありました。
私は彼女と同期で入り、車の免許を取るまでの間、彼女の口から敬語を聞くことがありませんでした。
車の運転では急カーブ、上り坂、下り坂、縦列駐車などがあります。
それらをきちんと操ることができるように、教習場内で基本的な運転を練習して、技術を習得します。
会話のときも同じです。
会話をするときには、同世代だけではなく、年上年下、いろいろな人がいます。
それぞれの人と話ができるように敬語を使いこなせるようになることが大切です。