おととし、愛知県豊田市で帰宅途中の高校1年の女子生徒が殺害された事件で、警察は、犯行の現場に残されていたものと同じタイプのミニタァ‰やプラスチック製のベルトを公開し、情報提供を呼びかけています。
おととし5月、愛知県豊田市で、自転車で帰宅途中だった高校1年生、清水愛美さん(当時15歳)が、顔を殴られるなどして殺害されました。10キロ余り離れた川のそばからは清水さんのショルダーバッグが見つかり、警察は強盗殺人事件として捜査していますが、今も犯人は捕まっていません。この事件で、警察は、犯行の現場に残されていたものと同じタイプのミニタァ‰や、荷物などを縛るのに使うプラスチック製のベルトを公開しました。警察によりますと、ミニタァ‰は薄い水色の25センチ四方で、平成14年7月からおよそ2400枚が、ベルトは平成16年の春ごろからおよそ1万2000本が、事件が起きるまでにそれぞれ全国で販売されたということです。警察では、有力な情報提供者に懸賞金を支払う期間を9日から1年間延長するとともに、広く情報の提供を呼びかけています。