20日朝、東京?北区で住宅2棟が全焼する火事があり、火元の住宅の男性1人が軽いけがをしました。男性は「飼っている猫が電気ストーブを倒したようだ」と話しているということで、警視庁で詳しい原因を調べています。
20日午前7時20分すぎ、北区赤羽南の木造平屋建ての住宅から火が出て燃え広がりました。東京消防庁の消防車やヘリコプターなど30台が消火活動に当たり、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、火元の平屋建ての住宅と隣の2階建ての住宅のあわせて2棟、190平方メートルが全焼し、周辺の住宅など6棟の外壁や屋根の一部も焼けました。警視庁によりますと、この火事で、火元の住宅に住む61歳の男性が煙を吸ってのどに軽いけがをしました。男性は「飼っている猫が電気ストーブを倒したようだ」と話しているということで、警視庁で火事の詳しい原因を調べています。現場はJR京浜東北線の赤羽駅から400メートルほど離れた、住宅やマンションが立ち並ぶ住宅街です。