東北関東大震災の被災者を支援しようと、イギリスのロンドンでは、名門の「ロイヤルバレエ団」のダンサーたちがバレエを披露して、義援金への協力を呼びかけました。
義援金の呼びかけは、かつて「ロイヤルバレエ団」で主役を務めたことのある日本人のバレリーナ、吉田都さんの提唱で、20日、ロンドン中心部のァ≮ラハウスで行われました。ロイヤルバレエ団のダンサーたちは、訪れた観客に「白鳥の湖」や「シンデレラ」といった作品を披露して、義援金への協力を呼びかけました。舞台であいさつした吉田さんは「日本は必ず復興します。ただ、それには時間がかかるので、これからも支援をお願いします」と述べました。また、地元の音楽学校に通う子どもたちも、バイァ£ンやチェロの演奏を披露したり、会場のなかを募金箱を持って回ったりして協力を呼びかけていました。集まった義援金やこの日の公演のチケット代は、日本赤十字社に届けられるということです。