IMF=国際通貨基金は、新しいトップとなる次期専務理事の立候補を10日で締め切り、今月末までに後任人事を決定する方針ですが、ヨーロッパ各国を中心に支持を受けているフランスのラガルド経済財政産業相が有利な情勢です。
IMFではストロスカーン前専務理事が女性に乱暴しようとした罪で起訴され辞任したことに伴って進めていた後任の専務理事の立候補の受付を10日、締め切りました。IMFでは、週明けに候補者名を公表する予定ですが、現時点では、フランスのラガルド経済財政産業相と、メキシコの中央銀行のカルステンス総裁が立候補を表明しています。立候補を表明したラガルド氏は、今週、インドや中国を訪れたのに対して、カルステンス氏も週明けにアメリカを訪問する予定で両候補とも、各国への働きかけを活発化しています。国際金融の世界で大きな役割を担うIMFでは、今月末までに理事会を開き、新しいトップを選出するとしていますが複数の関係者によりますと、ラガルド経済財政産業相が出身のヨーロッパ各国のほか日本やアメリカ、それに新興国の一部からもIMFの幹部ポストや発言権の強化を条件に幅広い支持を集める見通しで有利な情勢です。