東日本大震災の被災者に向けて田んぼの真ん中で応援のメッセージを叫ぶ催しが、群馬県甘楽町で開かれました。
この催しは、農業を中心にした地域の活性化に取り組んでいるNPO法人などが企画したもので、地元の人や県内外の大学生などおよそ80人が参加しました。参加した人たちは田んぼの真ん中で、「私たちの心はつながっています。一緒に頑張りましょう」、「今度は私たちが愛を届ける番です。頑張ろう日本!」などと東日本大震災の被災者に向けた応援のメッセージを叫びました。中には、メッセージを叫んだあと、田んぼの中に飛び込む人もいました。このあと、参加者全員がはだしで田んぼに入り、田植えを行いました。主催したNPO法人では、秋に収穫するコメを福島県の被災地に届けることにしています。NPO法人の大澤佑実さんは「私たちが被災地とつながっているということを伝えたくて行いました。もっと日本が元気になってほしいと思うので、これからも続けていきたいです」と話していました。