総務省は23日、テレビの地上デジタル放送への移行について、総務省のコールセンターに寄せられる相談件数が移行から1カ月近くたった22日時点でも1日当たり約3000件あることを明らかにした。移行日の7月24日の12万4000件からは大幅に減少したが、8月以降も数千件の問い合わせが続いており、 収束にはまだ時間がかかりそうだ。
相談件数は、7月25日に6万9000件と前日から半減し、30日には約8000件と1万件を切った。ただ、8月に入ってからは週末に約2000件まで 減少するものの、10日以降は約3000件の問い合わせが続いている。相談内容は「あるチャンネルが見にくい」「2台目の対応が分からない」などが多いと いう。