(いまはただ おもいたえなん とばかりを ひとづてならで いうよしもがな)
【現代訳】
今はもう、あなたのことはきっぱりあきらめようと決めたが、
ただそれだけを人づてでなく、直接あなたに伝える方法があればなあ
(せめてもう一度あなたに会いたい)。
※左京大夫道雅は三条上皇を父に持つ当子内親王と恋に落ちたが、
それが三条上皇の怒りにふれ、身分を落とされるはめになり、会うことを許されなくなったのである。
译为:
飞祸终绝爱,
音书俱渺茫。
明朝能见否,
相对诉衷肠。