2017-12-02 原文南部道遙にみやりて、岩手の里に泊る。小黒崎・みづの小...
2017-12-02 原文三代の栄耀(えよう)一睡の中にして、大門の跡は一里こ...
2017-12-02 原文十二日、平和泉と心ざし、あねはの松・緒だえの橋など聞...
2017-12-02 原文仰(そもそも)ことふりにたれど、松島は扶桑第一の好風...
2017-12-02 原文早朝、塩がまの明神に詣。国守再興せられて、宮柱ふとし...
2017-12-02 原文それより野田の玉川・沖の石を尋ぬ。末の松山は、寺を造...
2017-12-02 原文かの画図にまかせてたどり行ば、おくの細道の山際に十符...
2017-12-02 原文名取川を渡て仙台に入。あやめふく日也。旅宿をもとめて...
2017-12-02 原文武隈の松にこそ、め覚る心地はすれ。根は土際より二木に...
2017-12-02 原文鐙摺、白石の城を過、笠島の郡(こおり)に入れば、藤中将...
2017-12-02 原文其夜飯塚にとまる。温泉(いでゆ)あれば、湯に入て宿を...
2017-12-02 原文月の輪のわたしを越て、瀬の上と云宿に出づ。佐藤庄司が...
2017-12-02 原文あくれば、しのぶもぢ摺の石を尋て、忍ぶのさとに行。遙...
2017-12-02 原文等窮が宅を出て五里計ばかり、檜皮ひはだの宿を離れてあ...
2017-12-02 原文とかくして越行まゝに、あぶくま川を渡る。左に会津根高...
2017-12-02 原文心許なき日かず重るまゝに、白川の関にかゝりて旅心定り...
2017-12-02 原文是より殺生石に行。館代より馬にて送らる。此口付のおの...
2017-12-02 原文当国雲岸寺のおくに、仏頂和尚山居跡有。竪横の五尺にた...
2017-12-02 原文黒羽の館代浄坊寺何がしの方に音信おとづる。思ひがけぬ...
2017-12-02 原文那須の黒ばねと云所に知人あれば、是より野越にかゝりて...