返回首页
当前位置: 首页 »日语阅读 » 日语童话故事 » 正文

伊索寓言-牧人和野山羊

时间: 2015-08-21    进入日语论坛
核心提示: 夕暮れ時、ヤギ飼いが、ヤギの群れを放牧地から移動させていると、群れの中に野生のヤギが混ざっ ていることに気づきました。
(单词翻译:双击或拖选)
 夕暮れ時、ヤギ飼いが、ヤギの群れを放牧地から移動させていると、群れの中に野生のヤギが混ざっ ていることに気づきました。そこで彼は、野生のヤギたちを、自分のヤギの群れと一緒に、囲いの中に入れておくことにしました。
 翌日、雪が激しく降ったため、ヤギ飼いは、ヤギたちをいつもの牧草地へ連れて行くことができずに、やむなく、群れを囲いの中に留めおきました。そして、彼は、自分のヤギには、飢え死にしない程度にしか餌を与えませんでしたが、新参者たちには多くの餌を与えました。と、いうのも、こうすれば、 彼らをうまく手なずけられるのではないかと考えたからです。
 翌日、雪が解けはじめると、ヤギ飼は、ヤギたちを牧草地へと連れて行きました。ところが、野生のヤギたちは、一目散に山の奥へと逃げて行きます。彼は、逃げて行くヤギたちに向かって、「吹雪の時にあんなに世話をしてやったのに逃げるとは、なんて恩知らずなんだ!」と叫びました。
 すると、一匹がクルリと振り向いて言いました。 「我々が用心するのは、そこなんですよ。あなたは、長年慣れ親しんだヤギたちよりも、我々を大切にした。ということは、もし、我々の後に、また別の者がやってきたら、あなた は、同じように、新しい方を大切にするでしょうからね」
 
【教訓】 新しい友人のためといって、古くからの友人をないがしろにしてはならない。
轻松学日语,快乐背单词(免费在线日语单词学习)---点击进入
顶一下
(20)
86.96%
踩一下
(3)
13.04%

热门TAG: 伊索寓言 教训