赤十字運動
ところ変わればマークも変わる。日本ではなじみの深い赤十字のマークは、イスラム教圏では赤くて細い月の「赤新月」になる。
地点不同某些标志也不相同。在日本人们熟悉的深色红十字标志,在伊斯兰教范围内却是红色、细小月亮形状的"红新月"。
十字の形が、キリスト教を連想させるからだ。この二つに加えて、赤いひし形を第3のマークとして認めることがジュネーブの国際会議で決まった。
这是因为十字形会令人联想到基督教。加上前面的这两个标志,红色的菱形作为第三个公认的标志已在日内瓦国际会议上通过。
赤い十字のマークは、創立者アンリ?デュナンの祖国で、赤十字の創設に寄与したスイスに敬意を表し、国旗の配色を逆にして定められた。マークには宗教的意味合いは含まれていないというが、かつては日本でも赤い十字を避けた時期があった。
红十字的标志,在创立者Henri Dunant的祖国,寄予了人们对创办红十字的国家瑞士的敬意,因而其颜色被定为与瑞士国旗相反的配色。虽说此标志并不包含任何宗教含义,但是在以前日本曾有一段时期是回避红十字的。
日本赤十字社の前身の「博愛社」は1877年、明治10年に設立された。西南戦争での両軍の負傷者の救援がきっかけだった。キリスト教の布教のための活動ではないかという誤解を避けるため、日の丸の下に横一文字を書いたマークの旗が掲げられた(桝居孝「世界と日本の赤十字」タイムス)。
日本红十字社的前身「博爱社」创建于1877年,明治10年。那是以援救在西南战争中两军的负伤者那件事为契机的。为避免被人误会此举是基督教的传教活动,他们挂起的旗帜中的图形标志是在圆形的太阳图案下添加一横。 (桝居孝「世界和日本的红十字」Times)。
新しいマークは、これまで赤十字と赤新月のどちらもの使用を拒んできたイスラエルの「ダビデの赤盾社」が、赤十字運動へ加盟する道を開くという。赤いひし形の中に、各国の組織が独自のマークを入れることが可能で、赤盾社が認めるように要求してきた「ダビデの星」を中に組み込むことができる。
据说在新的标志方面,至今为止一直拒绝红十字或者红新月的以色列的「大卫红盾社」,也打开了加盟到红十字运动的道路中。除了红色菱形,各国组织完全有可能再添加自己独有的标志,也有可能为了取得红遁社的认可而加入到「大卫之星」当中。
イスラエルについては、イランの大統領が、「地図から消されるべきだ」「ドイツなどに移せばよい」などと述べて波紋を呼んでいる。対立の根は深い。しかし、使うマークは違っていても、赤十字運動という場を共にすることは決して無益ではないはずだ。
关于以色列,伊朗总统呼吁「应该让它从地图中消失」「如果让它迁到德国等地就好了」,造成了影响。可见其对立的渊源十分深厚。但是,即便使用的标志不同,人们共同从事的红十字运动绝非是无益的。