中国共産党は中国の労働者階級の先鋒隊であると同時に、中国人民と中華民族の先鋒隊であり、中国の特色を持つ社会主義事業を指導する核心でもあり、中国の先進的な生産力発展の要求を代表し、中国の先進的な文化の前進方向を代表し、中国のもっとも広範な人民の根本的な利益を代表する。中国共産党の最高理想と最終目標は共産主義の実現を目指すことである。
中国共産党はマルクス=レーニン主義・毛沢東思想・鄧小平理論・『三つの代表』という重要な思想と科学的発展観を行動の指針とする。
科学発展観はマルクス=レーニン主義・毛沢東思想・鄧小平理論・『三つの代表』という重要な思想と同じ流れを受け継ぐもので、時とともに進化する科学理論である。マルクス主義が発展する世界観と方法論に関する集中的体現であり、マルクス主義の中国化の最新の成果である。そして、中国共産党の集団的な知恵の結晶であり、中国の特色ある社会主義が必ず堅持・貫徹する指導思想である。
改革開放以降、中国がすべての成果と進歩を獲得した根本的原因は、中国の特色ある社会主義道路を切り開き、中国の特色ある社会主義理論体系を形成し、中国の特色ある社会主義制度を確立したことにある。
社会主義の初級段階における中国共産党の基本的路線は、全国各民族人民を指導・結集して、経済建設を中心としながら4つの基本原則(社会主義の道の堅持・人民民主主義独裁の堅持・中国共産党の指導の堅持・マルクス=レーニン主義と毛沢東思想の堅持)を堅持し、改革と開放を堅持して、自力更生・刻苦創業につとめて、中国を富強・民主・文明の現代化した社会主義国に築き上げるために奮闘することである。
中国共産党は独立自主の平和外交政策を堅持し、平和発展の道と互恵・互利の開放戦略を堅持し、国内と世界の2つの大局を統一的に協調させ、積極的に対外関係を発展させ、中国の改革開放と現代化建設に有利な国際環境を作るよう努力する。国際問題においては、中国の独立と主権を守り、覇権主義と強権政治に反対し、世界の平和を擁護し、人類の進歩を促進し、恒久平和と共同繁栄の調和のとれた世界の構築を推し進めることに努める。主権および領土保全の相互尊重・相互不可侵・相互内政不干渉・平等互恵・平和共存の5原則を踏まえて、中国と世界各国との関係を発展させる。中国と周辺諸国との善隣友好関係を絶えず発展させ、発展途上国との連帯と協力を強化する。独立自主・完全平等・相互尊重・相互内政不干渉の原則に基づいて、中国と各国の共産党およびその他の政党との関係を発展させる。
中国共産党は自己の綱領と規約、そして民主集中性という原則に基づいて組織した統一的な団体である。『中国共産党規約』は満18歳の中国の労働者・農民・軍人・知識人及びその他の社会階層の先進的な人々が党の綱領と規約を認め、党の組織に参加し、積極的に活動し、党の決議を実行して、規則通りに党費を納めるなら中国共産党への参加を申請することができると規定している。
中国共産党の中央組織には、党の全国代表大会・中央委員会・中央政治局・中央政治局常務委員会・中央書記局・中央軍事委員会・中央規律検査委員会が含まれる。党の全国代表大会は5年に1回開かれる。全国代表大会の閉会期間中、中央委員会は中国共産党の最高指導機関となる。
中国共産党は現在8500万人の党員がいる。中国共産党第18期中央委員会総書記は習近平である。