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第六章:民族と宗教~9、中国の重要な民族祝日

时间: 2014-12-23    进入日语论坛
核心提示:9、中国の重要な民族祝日 中国の少数民族には様々な祝日があり、ほとんど全ての民族にはそれぞれ重要な祝日がある。チベット族
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 9、中国の重要な民族祝日 
 
 中国の少数民族には様々な祝日があり、ほとんど全ての民族にはそれぞれ重要な祝日がある。チベット族のチベット新年、ダイ族の水掛祭り、イ族のタイマツ祭り、ペー族の三月街(さんがついち)、チワン族の歌垣、蒙古族のナーダムなどがその代表例である。地方によっては地元政府が一部の民族の祝日を法定休日にしている。(チベット新年やクルパン祭など) 
 
 水掛祭り 
 
 水掛祭りはダイ族の新年行事で、シーサパンナ地区で最も盛大な伝統的な祭りの一つである。タイ暦の6月中旬頃に、3日~4日間行われる。新暦の4月13日から15日の間の3日間である。 
 
 水掛祭りはインドに起源し、12世紀の末から13世紀の始め頃にミャンマーを通って、仏教と共に中国雲南省ダイ族の居住地区に伝来してきた。仏教のダイ族地区での影響が深まると共に、水掛祭りは民族の習慣として数百年間続いてきた。 
 
 イ族のタイマツ祭り 
 
 タイマツ祭りはイ族地区の伝統的な祝日で、雲南、貴州、四川などのイ族地区で行われる。ぺー族、ナシ族、ジノー族、ラフ族などの少数民族もこの祭りを祝う。旧暦の6月24日あるいは25日から始まり3日間続く。タイマツ祭りは最も盛大で参加人数が最も多く、民族の特徴が最も鮮明な祭りで、民族全員が集まる盛典でもある。 
 
 チワン族の歌垣 
 
 歌垣はチワン族が特定の時間と場所で行う歌のイベントである。規模の大きいチワン族の居住区全てで、春と秋に集中して行われる。春には旧暦の3月3日が最も多く、秋には中秋節が最もよい時期となっている。歌比べ以外に演劇、スポーツ、曲芸などの娯楽やゲームが行われる。 
 
 クルバーン祭 
 
 イスラム教の伝統的な年中行事で、アラビア語では「イード・ル・アドゥハ」と言う。「イード」は祭日で、「ル・アドゥハ」は犠牲を捧げることを意味するため、この日は「犠牲祭」とも呼ばれ、ホイ、ウィグル、カザフ、ウズベク、タジク、タタール、キルギス、サラ、トンシャン、パオアンなどイスラム教を信仰する民族の共通の祝日である。毎年、祭日(イスラム歴の12月10日)を迎える前になると、人々は家を綺麗に掃除し様々なお菓子を用意する。祭日の朝、ムスリムは体を清め香を焚き、衣装を正して、僧侶によるコーランの教えを聞くためにモスクへ行く。各家では羊やラクダ、牛をつぶし、友人たちに分け合い賓客をもてなす。皆で羊肉、菓子、果物を食べ親しく語り合う。新疆のウィグル族はクルバーン祭を祝う時、歌やダンスを披露する賑やかなパーティを開く習慣がある。カザフ、キルギス、タジク、ウズベクなどの民族は、祭日期間中、競馬やレスリングなどの伝統競技も行っている。 
 
 小バイラム祭 
 
 イスラム歴9月の断食月(ラマダン)が明けた頃の祭り。ホイ、ウィグル、カザフ、ウズベク、タジク、タタール、キルギス、サラ、トンシャン、パオアンなどイスラム教を信仰する民族の共通の祝日である。 
 
 毎年、ラマダンの断食の日数は29日間~30日間である。ラマダン期間中、ムスリムは日の出前に飲食を済ませ、日が出た後は日中どんなに空腹でも飲食は禁じられ、禁煙も実施される。このほか、神アラーへの信仰心を示すため、性行為、私欲、邪念も一切禁じられる。これを「精進潔斎」という。子どもや病弱者、高齢者、または生理中の女性は斎戒を守らなくてもよいが、飲食を節制しなければならず、公の場で食べたり飲んだりしてはならない。病人、旅路を急ぐ人は斎戒を守らなくてもよいが、後日改めて断食するか懲罰と贖罪の代わりに財物を納めることが求められる。夜、精進潔斎の終わりを告げるモスクの鐘を合図に人々は飲食を始める。お腹を空かした見知らぬ旅人が突然訪ねてきても、家主は温かくもてなしをする。 
 
 小バイラム祭はこの断食祭りが終わったイスラム歴10月初め頃に盛大に祝われる。人々は祭日の前から、家屋の塗り直し、庭の掃除、理髪と沐浴をして支度を整える。青年男女はこの期間を選んで結婚する人が多い。 
 
 チベット新年 
 
 チベット歴正月の1日から始まり約15日間ほど続く、チベット族にとって最も盛大で賑やかな民族的祭日である。チベット族は新年になると、夜明けと共に祝日の正装を身に纏った青年男女が互いに新年の挨拶を交わす。正装のチベット族の人々は近くの寺院へ初詣に行ったり、共に町に出かけて歌い踊る。ただし、親戚や友人の家を訪れることはタブーとされている。 
 
 ナーダム祭 
 
 内蒙古、甘粛、青海、新疆の蒙古族が年に一度祝う伝統的な祝祭日。毎年7月から8月にかけて、草原に水が増え、草が茂り、天高く馬肥ゆる時期に行われる。ナーダムは蒙古語では「レジャー」「ゲーム」を意味する。ナーダム祭には悠久な歴史があり、昔は祭りの期間中に大規模な祭祀活動が行われ、ラマ(チベット仏教の僧侶)たちが香を焚き松明を点し、経を読み上げ、仏を称え、神仏のご加護と無病息災を祈ってきた。現在のナーダム祭では主にモンゴル相撲や競馬、アーチェリーなどの伝統的な民族競技が行なわれ、一部の地方では陸上競技、綱引き、バレーボール、バスケットボールなどの試合も行われている。
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