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第二十一章:世界遺産~明・清朝の皇帝陵墓群:明顕陵、清東陵、清西陵、明孝陵、明十三陵、盛京三陵

时间: 2015-01-29    进入日语论坛
核心提示: 明顕陵は、湖北省鐘祥市から東へ7.5㎞離れた純徳山に位置しており、明の嘉靖帝の父である恭叡皇帝と母である章聖皇太后の合同
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 明顕陵は、湖北省鐘祥市から東へ7.5㎞離れた純徳山に位置しており、明の嘉靖帝の父である恭叡皇帝と母である章聖皇太后の合同葬墓である。明の正徳14年(1519年)に創建され、面積183haの陵墓は、中国南中地区で唯一の明の皇帝陵墓であり、単体の皇帝陵の面積としては明代最大である。特に「一陵両塚」(一つの陵に二つの墓)という建築デザインは歴代の帝王陵墓において、極めて稀なものである。 
 
 清東陵は、河北省遵化市の西30㎞の馬蘭峪にあり、北京天津、唐山と承徳の真ん中に位置する。北京から東へ150㎞、唐山から北へ100㎞、承徳から南へ100㎞離れている。ここには580余りの建築物がある。順治帝、康熙帝、乾隆帝、咸豊帝、同治帝5人の皇帝のほか、孝荘文皇后、西太后などの皇后や妃161の陵墓があり、中国文化の貴重な宝物である。 
 
 清西陵は、北京から西南へ約120㎞、河北省易県から45㎞離れた永寧山山麓に位置する、清の時代の皇帝陵墓群のひとつである。河北省遵化市の東陵とそれぞれ北京の東西2ヶ所に作られたため、西陵と呼ばれる。ここには、雍正帝、嘉慶帝、道光帝、光緒帝四人の皇帝や皇后、側室、王子、姫など76人が14の陵墓に眠っている。そのほか御用寺院である永福寺が建てられた。景色は美しく、静かな環境を持ち、規模が大きく、建築デザインも整った典型的な清の建築群である。 
 
 明孝陵は、明朝の開祖朱元璋と皇后馬氏の合同陵墓である。世界で最も大きい皇陵群の一つ。南京の東にある紫金山の南麓に位置し、東にある中山陵や南にある梅花山とも近い。また、明代の陵墓の代表として、明の最高レベルの建築や彫刻芸術を代表し、明、清の500年あまりの皇帝陵墓の建造に影響を与えている。北京、湖北、遼寧、河北などにある明清の皇帝陵墓は全て明孝陵の規模や構造、様式を基に造られたため、明孝陵は「明清皇帝第一陵墓」と言われている。2003年7月、パリで開かれたユネスコの第27回世界遺産委員会で、世界文化遺産に登録された。 
 
 明の十三陵は、北京市昌平区天寿山の麓にある40k㎡の小さな盆地に位置する。総面積120k㎡、連山に囲まれ、風光明媚なところである。南に正門があり左右には長さ40㎞の壁が巡らされ、陵園を取り囲んでいた。しかし、現在はほとんど崩れ落ち、残壁がわずかに見られるだけになっている。各陵墓は全て北に山、南に水を配している。ここは、地上の長陵と地下宮殿の定陵が一番有名。 
 
 敷地面積10haの「長陵」は、十三陵を代表する最大規模の陵墓である。永楽7年(1409年)に建造され、天寿山の主峰南麓に位置している。その「祾恩殿」は、明の皇帝陵の中で唯一、今に残る陵殿である。大殿(本堂)の幅66.5m、奥行き29.12m、高さ25.1m、総面積は1956㎡。 
 
 その後、建造された明の献陵(仁宗)、景陵(宣宗)、裕陵(英宗)、茂陵(憲宗)、泰陵(孝宗)、康陵(武宗)、永陵(世宗)、昭陵(穆宗)、定陵(神宗)、慶陵(先宗)、徳陵(慕宗)など十一陵が長陵の両側にそれぞれ位置している。 
 
 これら明の皇帝の陵墓は面積、建築風格は異なるが、建物の配置や、規模、構造はほぼ同じで、断面は長方形になっており、後ろ側には円形(または楕円形)の宝城(墓穴の盛り土)がある。建物は石橋から順にそれぞれ陵門、碑亭、棱恩門、棱恩殿、明楼、宝城などとなっている。2003年7月ユネスコの世界文化遺産に登録された。 
 
 盛京三陵とは、遼寧省瀋陽市郊外に位置する清の福陵、清の昭陵と撫順市新賓県の清の永陵という3つの皇帝の陵墓である。2004年ユネスコの世界文化遺産に登録された。明、清の皇帝陵墓の重要な一部分である盛京三陵は、建築様式や規模、構造、祭儀の制度、陵墓管理の制度などが受け継がれている。同時に、盛京三陵は東北少数民族出身の皇帝の隆盛になっていく過程の産物でもある。当時の民族の考え方、審美、建築レベル、風習などのメッセージも多く含まれている。 
 
 明、清王朝の皇帝陵墓群には、陵墓、宮殿、寺院などがあり、風水学、建築学、美学などが具現化されている。また、建物がよく保存され、皇帝陵墓のありのままの姿を反映している。陵墓の所在地、企画、配置などに中国伝統の風水、天と人が一体になるという宇宙観が表現されている。建築の規模や質に関しては、壮大かつ広く、精美で、皇帝の至上の権力、権威、威風が十分表されている。 
 
 明、清王朝の皇帝陵墓群の礼制は封建社会の葬儀制度の最高レベルを代表するとともに、数千年に及ぶ封建社会の宇宙観、生死観、道徳観と風習を代表しており、古代建築の精髄とも言える。また、明、清王朝の皇帝陵墓群は伝統文化の伝承者でもあり、とても重要な歴史的、芸術的、科学的な価値がある。 
 
 ユネスコは、「明、清王朝の皇帝陵墓群は風水に従って、所在地を選び、多くの建築物を巧妙に地下に造り、自然条件をも変えることができものである。伝統の建築、装飾の思想を代表し、中国500年余りの世界観と権力観を説明している」と評価している。 
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