1.食品衛生法
主 旨:飲食による衛生上の危害発生の防止
対 象:容器包装に入れられた加工食品(一部生鮮品を含む)
表示事項:名称、使用添加物、保存方法、消費期限又は賞味期限、製造者氏名、製造所所在地、遺伝子組換え食品、アレルギー食品、保健機能食品の表示
2.農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)
主 旨:品質に関する適正な表示
対 象:生鮮食品、加工食品、玄米及び精米
表示事項:名称、原材料名、内容量、保存方法、消費期限又は賞味期限、製造者または販売者(輸入品にあっては輸入業者)の氏名または名称及び住所、食品添加物、原産国名、遺伝子組換え食品、有機食品、その他必要な表示事項
3.不当景品類及び不当表示防止法(通称:景品表示法)
主 旨:虚偽および誇大な表示の禁止、過大な景品類の提供
4.計量法
主 旨:内容量等の表示
表示事項:内容量
5.健康増進法
主 旨:健康及び体力の維持、向上に役立てる
対 象:販売される加工食品等で、日本語により栄養表示する場合、鶏卵(いわゆる特殊卵)
表示事項:栄養成分、熱量、表示単位
1、中国産の兎を日本・熊本県産と表示した場合、どの法律によって罰せられるか。
①食品衛生法
②農林物産の規格化及び品質表示の適正化に関する法律
③不当景品類及び不当表示防止法
④健康増進法
2、「景品表示法」に違反する表示は、次の中のどれか。
①アメリカから輸入された遺伝子組換えの大豆を原料にして豆腐を作っていたが、遺伝子組換え食品であることを表示しなかった。
②OO出版社が「英語検定試験合格者の80%が使っている本」と、あたかも英語検定試験各級の合格者の80%以上がこの本を使ったかのように表示した。
③サービス品として販売されていた豚肉のパックに500グラムと表示してあったが、家で調べてみると450グラムしか入っていなかった。
④人体に有害なものとして使用を禁止されている添加物を使用していたにもかかわらず、故意に表示しなかった。