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日语能力考试一级阅读精选问题集(25)

时间: 2012-11-21    作者: jpstudy    进入日语论坛
核心提示:「正しい日本語」「美しい日本語」といったものを学びたいという人が近年急激に増えています。いわゆる「日本語ブーム」です。日本語そのものへの関心の高まりは以前にも何度
(单词翻译:双击或拖选)

  「正しい日本語」「美しい日本語」といったものを学びたいという人が近年急激に増えています。いわゆる「日本語ブーム」です。日本語そのものへの関心の高まりは以前にも何度かありましたが、このところのブームはそれとやや性格を異にし、実用的面での関心の高まりに特徴があるように思われます。

 

    就職難の時代、日本語能力を「資格」として身に付けようとする姿も見え隠れしますが、そのような志向の背景に、「標準日本語」を唯一の規範として日本語ピラミッドの頂点に据えるような意識が潜在して、その立場から生活日本語を糾弾するような動きがあるとすれば問題です。行きたい言語としての生活日本語は、単一的視点から、決めつけられる価値や美醜(びしゅう)とはかかわりなく、社会のなかで接触混交を繰り返し、ダイナミックに変転し続ける存在です。

    生きたい言語、特に地域語の復権の動きが最近目立ってきました。日本語のことはさておき、たとえば、クイーンズイングリッシュの本場、英国でもこのところ“back to local”(地域語回帰)現象が進行しているようです。日経新聞の最近のクラムによれば、英国サッカー界最大のスター、ベッカム選手は出身地のイングランド南部、エセックスの訛り(なまり)を売り物にしているといいます。そして、このように地方出身の有名タレントなどが堂々と方言で話す機会が増えるが増えるにつれ、昔ながらの気取った標準英語より、出身地の方言で話す方がクールで自己主張ができるという考えが若者の間に広まっているともいいます。

    世界的言語の多様性を大切にしようという機運があります。そういうグローバルな流れのなかに現在の方言に起こっている状況、つまり方言を見直そう、大切にしようという動きも組み込まれているのだと思います。歴史的には、ベルリンの壁の崩壊、そして1990年代に入ってからのソビエト連邦の崩壊といった時代の変化があります。そのあたりから世界の言語学界の少数言語、“endangered language”(消滅の危機に瀕「ひん」した言語)研究の重要性が特に主張されるようになりました。多様性のなかでこそエネルギーが生まれるのだという思潮です。

    現代は「個」の時代、個人個人が自己実現を追求する時代です。個人であれば当然多様性が出てきます。ことばの多様性の見直しも、そういう流れのなかで必然的に出てきているのです。

(真田信治「解説『臨床ことば学』への期待」道浦俊彦『「ことばの雑学」放送局』
PHP文庫による

問い 本文の内容と合っているものはどれか

1. 就職難の時代には、実用的で、できるだけ正しく美しい日本語学ぶべきだ
2. 方言を話すことはすばらしいことなので、みんなは方言を話したほうがいい
3. ことばは使われていくうちに変化してしまうので、標準を作らなければならない
4. 多様性の時代である今、いろいろなことばの存在を認め合えるようになってきた

答え:4

 

解説:

   第一段落で「日本語ブーム」に触れ、それが「標準日本語」を規範とすることへの懸念を示し、「生きた言語」は「変転し続ける存在」という主題を提示している。第二段落では「生きた言語」である「地域語」=「方言」の復権、第三段落では世界的に高まっている「言語の多様性」を認める動きについて触れている。

   この2つの段落では「日本語ブーム」で見えなくなっている世界の動きが具体例と共に解説されている。第四段落では「個」の時代だから第二段落にある「方言」や第三段落にある「少数言語」などの「言語の多様性」が見直されているとまとめている。

   1は「正しい日本語を学ぶべき」というのは筆者が問題だとしていることなので×。3も、「変転し続ける存在」としている筆者の主張と反対の主旨となっているので×。第二段落の方言の例は、標準に対する方言の復権の例であり、どちらかの選択を勧めているのではないので、2も×。

    近年想学名为“正规日语”“优美日语”的人急剧上升。也就是所谓的“日语风潮”。对日语那种东西的关心提高在以前也有过几次,这事的风潮和与性格稍稍有些差异,我想要在实用中提高关心中有特点。在就业难的时代里,利用日语能力作为“资格”来掌握的样子看不见了,那样志向的背景中,“”标准日语“是能占据唯一规范的日语金字塔顶点的意识潜在,从那立场中抨击生活日语的作用就成为了问题。作为活生生的语言中生活日语,从单一十点开始被申斥的价值或者美丑都无关,在社会中接触与混淆交替,有力地转变持续存在。

    活生生的语言,特别是方言的复权的动作最近渐渐显露。日本的??,比如标准英语的原产地,就是在英国那里“back to local”(回归方言)现象正在进行。日经报纸最近栏目上读到,英国足球界最大的明星,贝克汉姆?选手的出生地在英格兰南部,说着一口埃塞克斯的乡音购物。而且那地方出生的有名的一人等都堂堂正正地随着说方言的机会增加了,比起以前装腔作势的标准英语,出生地的方言来说话更能冷静说出自己的主张这样的想法也在年轻人间广为流传。

    有人说来珍惜世界性语言的多样化。那样的全球流通中现在方言发生的情况,总之是重视方言,珍惜的动向加入后的称为苏维埃联邦的崩溃的时代有变化了。那之后时间的语言学界里,少数语言,“endangered language”(濒临灭绝语言)研究的重要性被重点主张了。正是因为在多样性中,产生能源的思潮。

    现在是“个”的时代,每个人都追求自己实现的时代。个人的话当然会产生多样性。语言的多样性重视也,是在这股潮流中非常必然的产生了。

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