体験談は、なんでも面白い。 | 説得力を高める30の方法
説得力のある話し方を心がけるために、初心者が取り組みやすい方法を紹介します。
「自分の体験談を紹介すること」です。
体験談を話す口調は、説得力のある話し方になっています。
人から聞いた話は「~らしいよ」という言葉遣いになります。
それは人から聞いた話ですから、仕方ありません。
しかし、自分の体験を話せば「~だったよ」という過去形を使って話をすることができます。
自分が体験したことは、言い切る表現を使うことができます。
過去形を使ってはっきり話すことができます。
言葉にパワーが生まれるのです。
なにより、体験を紹介するときには、自然と表情に力が入ります。
自分の嬉しかった、楽しかった、悔しかった、悲しかった気持ちを思い出して、表情が豊かになって話をしてしまいます。
その豊かな表情が相手に伝わり、説得力のある話に、さらにパワーが加わります。
体験談は、なんであろうと、面白いのはそのためです。
私が恋愛について話をするときには、まず自分の恋愛体験から話を始めます。
「恋はああだ、こうだ」と論を並べるより「自分はこうだった」と体験を話したほうが、説得力があり、聞いてもらえるからです。
論は面白くありません。
体験談が面白いのです。