相手を認める表現を使うと、説得ができる。 | 説得力を高める30の方法
「今日、残業してくれない」
こう言われると、誰もが嫌がります。
その気持ちは、よく分かります。
突然、残業をお願いされると、誰でも気が進まないものです。
定時後にデートや見たいテレビ番組など、予定があるのでしょう。
そんなとき、次のような表現を使って説得しましょう。
「仕事のできるきみにお願いがある」
「君じゃないといけないんだ」
「君が頼りなんだ」
このように自分を認めてくれる表現であれば、ちょっと嬉しくなりませんか。
人は誰でも「認められたい」「愛されたい」という欲求があります。
「自分のことを認めてくれている」と感じることができれば、心は変化します。
元気が出てくるのです。
説得をするためには、自分の要求ばかりを押し付けるのではありません。
まず相手を認めることから始めることが大切なのです。