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『論語』の泰伯篇-19

时间: 2014-03-22    进入日语论坛
核心提示:[白文]19.子曰、大哉、堯之為君也、巍巍乎、唯天為大、唯堯則之、蕩蕩乎、民無能名焉、巍巍乎、其有成功也、煥乎、其有文章
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[白文]19.子曰、大哉、堯之為君也、巍巍乎、唯天為大、唯堯則之、蕩蕩乎、民無能名焉、巍巍乎、其有成功也、煥乎、其有文章。
 
[書き下し文]子曰く、大なるかな、尭の君たるや。巍巍乎(ぎぎこ)として、唯(ただ)天を大なりと為す。唯尭これに則る。蕩蕩乎(とうとうこ)として、民能く名づくるなし。巍巍乎としてそれ成功あり、煥(かん)としてそれ文章あり。
 
[口語訳]先生が言われた。『偉大なものであるな、尭の君主は。堂々としており、天だけが偉大であった時代だが、ただ一人尭帝だけが天の道に従って行動した。その政治はひろびろと落ち着いており、人民もこれを上手く名づけることが出来なかった。堂々として毅然とした態度で成功を手にし、優雅な文物や文化を作られたのである。』 
 
[解説]伝説の聖王である尭の事績の偉大さを賞賛した部分であり、孔子は政権を独占せずに『天命』にただ柔順に従い、人民をよく守ったところに尭の政治の類稀なる素晴らしさがあるとしている。徳治主義の理想とは、『政治権力の重圧がそこにあることを気づかせないこと』にあり、正に尭帝は、自己の権力を抑制して天命に従属することで徳治政治を実現したのである。
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