広州アジア大会のテニスの女子団体の準決勝が行われ、日本は台湾に2対1で敗れ、銅メダルです。
トーナメント方式で行われるテニスの女子団体は、シングルス2試合とダブルス1試合のあわせて3試合で争います。日本は準決勝で、前回大会で金メダルの台湾と対戦しました。シングルスの1試合目には森田あゆみ選手が出場しましたが、セットカウント2対1で負けました。2試合目のシングルスには、1994年の広島大会以来の16年ぶりのアジア大会出場となるベテランのクルム伊達公子選手が出場しました。クルム伊達選手は、コートを広く使ったテニスで、終始、主導権を握り、第1セットを6-1で取ると、第2セットの途中で相手の選手が足のけがで棄権したため、勝ち、1対1としました。クルム伊達選手は、続く第3試合のダブルスにも森田選手と組んで出場しましたが、4-6、1-6のストレートで敗れ、決勝進出はなりませんでした。3位決定戦がないため、日本は銅メダルです。